一般的に出産後6~12週(約1.5~3か月)が目安とされていますが、個々の状況や出産方法により異なります。
出産に伴う傷の回復、ホルモンバランスの安定化が進んだ頃で、体調が整いやすくなります。
当院では十分なヒアリングの元、
産後に起こりうる「体の痛みや疲労」「ホルモンバランスの変化からくる緩みや不調」
「出産に伴う腹部や骨盤底の筋力低下の改善」をサポートいたします。
産後ケアを始めるタイミング
かかりつけの専門医に産後ケアを受けたい旨を伝え確認と避けた方がよい事など確認が取れると安心して始めることが出来ます。
当院でも十分なヒアリングを行い
デリケートなからだに刺激過多にならないよう
無理のない体制で、不安に感じる施術は避け、少しずつ運動を取り入れて参ります。
当院で出来る3つの産後ケア
国家資格を持つスタッフによる安心な施術
産後の繊細な筋肉、骨格に配慮しながら深い知識に基づいた施術で症状の緩和を目指します。
体の回復に合わせた運動メニューの提供
併設している運動スペースで、お体の回復に合わせて、妊娠中・出産に伴って低下した筋力の早期回復が期待できます。
不快な電気刺激の少ない医療機器の導入
ハイチャージNEOでは「ハイトーン通電」で、”自律神経の調整”をうながし「高周波EMS」で、”特に深層のインナーマッスルにアプローチ”し、効果的にホルモンバランスとインナーマッスルの回復が望めます!
産後に起こる主な悩みの原因
ホルモンバランスの変化に伴う不調
出産後、女性の体は大きく変わります。特にホルモンバランスの急激な変化によって、心や体に様々な不調が現れやすくなります。
1. エストロゲンとプロゲステロンの急激な減少
• 気分の不安定:エストロゲンは気分や感情を安定させるホルモンです。急に減ることで気分が落ち込みやすくなり、産後うつの原因にもなります。
• 骨密度の低下:エストロゲンは骨の健康を守る役割もあるため、骨が弱くなり、痛みを感じやすくなることがあります。
2. リラキシンの影響で関節が不安定に
• 妊娠中、リラキシンというホルモンが増え、骨盤を広げるなど、出産に備えて体が柔らかくなります。しかし、産後もしばらくこの影響が続くため、関節が不安定な状態になります。
• 腰痛や膝の痛み:骨盤が不安定だと、日常の動きで関節や筋肉に負担がかかりやすくなり、腰や膝が痛みやすくなります。
3. オキシトシンによる情緒の変化
• オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、授乳中に多く分泌されます。リラックス効果がある一方で、気持ちが過敏になり、ちょっとしたことで不安や焦りを感じることもあります。
• 情緒不安定:授乳時にホルモンが急に増減するため、気分が揺れやすく、イライラや不安が出やすくなります。
4. 自律神経の乱れ
• ホルモンバランスの急激な変化は、自律神経にも影響を与えます。自律神経が乱れると、体温調整や血流がうまくいかなくなり、不調を感じやすくなります。
• 冷えやむくみ:血流が悪くなり、手足が冷えたり、むくみやすくなります。
• 疲れやすさ:エネルギーの消耗が激しく、少し動くだけで疲れがたまりやすくなります。
これらのホルモンバランスの変化による不調は、産後によく見られるものです。産後ケアを通じて体の回復を助け、不調を改善することが大切です。
筋力低下に伴う不調
妊娠・出産に伴い、体の筋力は自然と低下しやすくなります。妊娠中は体を守るために運動量が減ることも多く、出産でさらに負荷がかかることで、筋力や体力が弱まります。
1. 体幹の筋力低下
• 腰痛や肩こり:体幹が弱まると、姿勢を支える力が低下し、腰や背中、肩に余計な負担がかかり、腰痛や肩こりが起こりやすくなります。
• 慢性的な疲労感:姿勢が悪いと、筋肉が無理に使われやすくなり、常に体が疲れているような感覚になりやすいです。
2. 骨盤底筋の弱まり
• 尿漏れ:骨盤底筋が弱まると、腹圧に耐えきれず、笑ったりくしゃみをしたりするだけで尿漏れが起こることがあります。
• 骨盤のゆがみや腰痛:骨盤を支える筋力が不足すると、骨盤がゆがみやすくなり、腰や膝にも負担がかかる原因になります。
3. 足や脚の筋力低下
• 転びやすさや疲労感:足の筋力が弱まると、日常の動作でもバランスが取りにくくなり、転びやすくなったり、少し歩くだけで疲れやすくなったりします。
• むくみ:筋力低下によって血液やリンパの流れが悪くなり、特に下半身でむくみやすくなります。
産後の筋力低下は、体の回復を妨げるだけでなく、育児に必要な体力の維持にも関わるため、適切なケアやトレーニングで筋力を少しずつ回復させていくことが重要です。
育児による不調
育児は、精神的にも身体的にも負担がかかるため、さまざまな不調を引き起こしやすいものです。抱っこや授乳、寝不足やストレスといった日常の積み重ねが、体の疲れや不調の原因となります。
1. 肩こりや首の痛み
• 抱っこや授乳などの動作は肩や首に大きな負担をかけます。特に、赤ちゃんを片側の腕で支えることが多いため、肩の筋肉が片側に偏って酷使されます。
• 慢性的な肩こり:抱っこや授乳で肩の筋肉が固まりやすく、肩こりが慢性化しやすいです。
2. 腰痛
• 長時間の抱っこや中腰の姿勢で、腰への負担が増えます。また、赤ちゃんを持ち上げる動作が多く、腰の筋肉が常に負荷を受けやすいです。
3. 手首や肘の痛み(腱鞘炎)
• 抱っこや授乳などで赤ちゃんの体重を支える動作は、手首や肘に負担をかけます。特に、赤ちゃんを片手で抱く「抱っこひも」や「片手抱き」が多いと、手首や肘の筋肉や腱が過度に使われます。
• 腱鞘炎:手首や肘の腱に炎症が起こり、腱鞘炎(「ママ手」とも呼ばれる)になるリスクが高まります。物をつかむだけで痛みが出ることもあります。
4. 睡眠不足による疲労感
• 赤ちゃんの授乳や夜泣きで、まとまった睡眠を取れないことが多く、睡眠不足が慢性化します。これにより、体も心も十分に回復できない状態が続きます。
• 集中力の低下や疲労感:睡眠不足が続くと、日中の集中力が低下し、常に体がだるく感じられ、家事や育児への意欲が低下しやすくなります。
• 免疫力の低下:睡眠不足は免疫機能にも影響を及ぼし、体調を崩しやすくなることがあります。
5. 精神的なストレスと情緒不安定
• 慣れない育児や育児へのプレッシャー、孤独感などが精神的な負担になりやすく、ストレスがたまりがちです。
• イライラや不安感:精神的な負担が大きくなると、些細なことでイライラしたり、不安感が強くなることがあります。
• 産後うつのリスク:育児ストレスが続くと、心身が疲弊し、産後うつを発症する可能性もあります。
育児による不調は、体と心の両方に影響を与えやすいものです。体への負担を軽減し、心もリラックスできるよう、定期的なケアやサポートを受けながら育児に向き合うことが大切です。
料金表
産後骨盤ケア
- 当院では十分なヒアリングの元、産後に起こりうる「体の痛みや疲労」「ホルモンバランスの変化からくる緩みや不調」「出産に伴う腹部や骨盤底の筋力低下の改善」をサポートいたします。
- 4000円